ここは昭和55年(1980)までNHK教育で放送されていた「みんなの科学・たのしい実験室」を懐かしむホームページです。当時のメモをもとに番組の放送内容を紹介します。

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#430820 ガラス反射偏光器
出演:霜田光一さん
▲鈴木義宏さんから,情報をいただきました。(2006.09)
昭和43年8月20日 ガラス反射偏光器(霜田光一さん)

430820 ガラス反射偏光器
材料 ガラス板 2枚
白ボール紙 1枚

作成方法
・白ボール紙で直方体の箱を作り中を墨で黒く塗る
・開口部は片方は上面に、もう片方は側面側に作る
・ガラス板を開口部に向け、斜めに配置する。
・上面中央部にはスリットを開けておく

ガラス板の表面処理
・ヨーソ液をビニール溶液に溶き、ガラス表面に薄く塗布する。
 乾いたら、一方向に強く引っ張ると分子が一方向に並ぶ(と言っていた)
・これを2枚作り、ガラス板に貼り付ける

使い方
・中央スリット部分に、プラスチック定規等を差し込み、力を加えて変形させる
・斜め90度に配置されたガラス板を側面方向から覗くと、右開口部の上方から
 差し込んだ光がガラスで反射し、試料(プラ定規)を透過し、定規の変形具合
 がモアレ状に見えるというもの。

感想
 夏休みの課題提出として作成したが、ヨーソ液が手に入らなかったため、ただ
のガラスボックスで終わった苦い経験がある。

鈴木さん,ありがとうございました。

調べたところ,この実験は書籍版「たのしい実験室」に収録されていました。
それによれば,偏光を作り出すのは偏光フィルタではなく,ガラスの反射を利用しているようです。(実験の表題も確かに「ガラス"反射"偏光器」です)
標準的なガラスの屈折率は1.57で,この場合の空気中での偏光角(ブリュースター角)は57.5度です。したがって,この角度で固定したガラスに反射させると偏光になります。
 → ブリュースター角/ Wikipedia
ガラスは後ろが透けないように,裏側をろうそくのススで黒くします。
430820 ガラス反射偏光器

430820 ガラス反射偏光器02
「たのしい実験室(1)」日本放送協会編 より
みんなの科学では,他の回でポリビニールアルコール(PVA)とヨウ素液で偏光フィルタを作った事もありました。
 → S47.06.15 ポラファンタジー
(2006.09 Nishi)

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