ここは昭和55年(1980)までNHK教育で放送されていた「みんなの科学・たのしい実験室」を懐かしむホームページです。当時のメモをもとに番組の放送内容を紹介します。

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#520609 結晶ペンダント
▲ミョウバンの大きな結晶をつくりペンダントを作る実験でした。
ミョウバンはいろいろな無機物の中でも,温度による※溶解度の差が大きい物質です。20℃では5.9に対し80℃では71.0と10倍以上の差があります。ちなみに塩化ナトリウムはご存知のように26.38に27.54とほとんど変化ありませんし,ホウ酸で4.65に19.06とやっと4倍程度。
番組では,この性質を利用して結晶をつくりました。

  ※溶解度:100gの飽和溶液中に溶在する物質のg数

まず,水を加熱しながら『焼ミョウバン』を溶かし込んでいきます。上記の溶解度で想像つくように,お湯には倍近く溶けて体積も倍に増えますので,容器の大きさと最初に入れる水の量には注意します。最初の水の量は100ccでスタートすれば十分でしょうか。
溶けきったところで,プラスチックのバットなど平たい容器に流し込みます。深さが2cmくらいになるようにします。ホコリが入らない様に何かフタしますが,湯気が逃げるように隙間をあけておきます。
そしてそのまま静かに放置して冷ますと,結晶が析出してきます。さらに1週間ほどおいて水分を完全に蒸発させると,直径1cm弱のミョウバン結晶が,ザラザラという感じでできます。

ミョウバンは正八面体の無色透明なきれいな結晶です。できた結晶の中から特に形の良いものを選んで,透明の合成ゴム系接着剤を指でコーティングします。(例:コニシ・ボンドGクリヤー[透明型])
これをペンダントにするには,手芸材料店で売られているチェーンと金具を取り付けます。金具への取り付けも上記合成ゴム系接着剤を使います。たっぷり塗って良く乾かすと,うまくつきます。

なおこの作り方では大きくて1cm程度のものしかできませんが,さらに成長させて大きな物を作る事もできます。できた結晶を釣り糸で結び,常温のミョウバンの飽和水溶液をつくり,その中につるして静かに放置すると,大きく成長します。

▲札幌市在住のBowler-Kさんから,メモが寄せられました。(2006.03.05)
1977-06-09_結晶ペンダント
Bowler-Kさん,ありがとうございました。
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リンクでも紹介させていただいた, 杉原先生の理科室 (http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sugicom/index.html)には砂糖の大きな結晶をつくる実験が紹介されています。砂糖も温度による溶解度の変化が大きい物質です。
  → 砂糖の大結晶 
(2000.07.02 Nishi)

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