ここは昭和55年(1980)までNHK教育で放送されていた「みんなの科学・たのしい実験室」を懐かしむホームページです。当時のメモをもとに番組の放送内容を紹介します。

#421114 写真の現像
出演:渡辺義人さん

▲35mmの白黒フィルムをケース(パトローネ)のまま現像する,インスタント現像器の実験でした。ケースからフィルムを取り出さないので暗室が不要で,明るい場所でも水道さえあればどこでもすぐ現像ができます。また,現像液がわずかな量で済むのも良いところです。
ただし,小さいケースの中でフィルムが擦られることになるので,場合によってネガにスリキズが入ってしまいます。
通常の現像では,「現像」「停止」「定着」の3種類の薬液を必要としますが,番組では1液性の現像液も紹介していたようです。
ところで昭和50年頃に,同じ仕組みのプラスチック製の現像器が市販されました。薬品類は1回分ずつ,ガラス製のアンプル容器に入っていました。
 → #521006 一液現像写真
(2006.11.12 Nishi)
インスタント現像器
 「NHK たのしい実験室(1)」 日本放送協会より

インスタント現像器(グラフNHK S42.12.1より)
グラフNHK S42.12.1より

▲プラスチック製の市販品は,なんと今でも売られているようです! 
富士フイルムの「ダークレス」というもので,私が購入したのはまさしくこれです。30年にわたっての超ロングセラー商品ですね。
 → ダークレス −FUJIFILMの明室用ミニ現像器キット− / vasolzaさん
 ダークレスを使ってのカラー現像についても書かれています。

S42年度放送リストに戻る
| admin | comments(0) | trackbacks(0) | ●S42年度
#421219 電子発光板
出演:青木国夫さん・古田克さん
421219 電子発光板

S42年度放送リストに戻る
| admin | comments(0) | trackbacks(0) | ●S42年度
#430220 縄をなう
▲鈴木義宏さんから,情報をいただきました。(2006.09)
●製作方法
・板の三カ所にひもを引っかけるためのヒートンを付けた道具を作ります。
・糸を3本とも引っかけて同じ方向にキコキコキコと同じ調子で回します。
・確か、同じ撚りを作るために、3カ所に穴を開けたとって付きの板をもう一枚
 作って、ヒートンの反対側の、L字三本に差し込んで、3本のビニールひもを
 同時に回していました。
・適当に3本が撚れたら。一カ所のヒートンにまとめて、今度は先ほどの縒りと
 反対方向 に回して1本の縄にします。逆方向に回す(撚る)ことで、3本が
 しっかりと縒り合わさって、ほつれてこないと解説していました。
以上です。
縄をなう
●感想
 なるほどと感心して自分もやってみました。まあそれなりに縄になってくれま
したが、使い道がありませんでした。

鈴木さん,ありがとうございました。
縄の縒りをかける道具では歯車を使ったものを見た記憶がありますが,これは板状のリンク機構ですね。

430220 縄をなう私(管理人Nishi)はこの放送を見ていませんが,縄で思い出した事をひとつ。

仕事をしているときに,1mほどのロープが急に必要になりました。ところがその仕事場は事務部門なので,ロープなんて荒っぽいものはありません。あるのは文具・事務用品だけで,紐的な物といえばPP紐くらい。(ほぐすとポンポンになるやつです)
すると,我が課の課長が立ち上がり,どれどれとそのPP紐を受け取り何回か手繰って切り取ると,それを机の脚を使ってしごきました。
そして,紐が柔らかくなるとそれを3等分し,靴下を脱ぎ足の指で紐の束の端をつまみ,両手で紐にヨリをかけて縄をない始めました。

ほんの数分ほどで,立派なロープができてしまい,その鮮やかさに驚いたものです。しかし,コンピュータ室の片隅で合成樹脂を材料に人力で縄をなうというのはミスマッチでもあり,皆大わらいでした。
しかし,繊維であればなんでも縄ができる事や,ヨリをかけるとひもの方が勝手にねじれて縄になっていく様子を間近に観察できたのは,思わぬ勉強でした。F課長に感謝。

思い出してPP紐で作った縄が右の画像です。ただし,3本一気にヨリをかけるという芸当は私にはできないので,1本ずつねじってヨリをかけました。
(2006.09 Nishi)

S42年度放送リストに戻る
| admin | comments(0) | trackbacks(0) | ●S42年度








 |トップページへ更新履歴

 みんなの科学教材堂
  (書籍・教材通販)

+ SELECTED ENTRIES
+ カテゴリー